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TigerOptics社の
CRDS方式(キャビティ・リングダウン分光方式)の分析装置はキャビティ内の両端に高反射率ミラー(またはプリズム)
を配置しその一端からレーザー光を導入し、
多重反射させこのレーザー光を遮断した後の漏出光の減衰速度からセル内部の近赤外光吸収を測定する分析方式です。
減衰時間と測定対象成分の吸収断面積から直接濃度算出ができ、
算出にミラーの反射率やレーザー強度も使用しないため、理想的な絶対測定ということができ、
本質的に校正が不要です(御社の品質管理上必要であれば装置の状態を解析することができ、状態によりメーカーの証明書をお出しすることも可能です)。
多重反射を使用し実質的光路長が極めて長いため高感度で、セル内部のガスを非接触でリアルタイムに連続測定でき尚且つ高速応答が得られます。
また、絶対測定による高精度、高信頼の測定が可能で、極めて広い測定レンジを持っています。
光吸収のある各種成分の分析が可能な装置ですが、従来測定が困難であった微量水分領域で簡単に正確な測定が実現されており、
標準的な微量水分分析方式となりつつあります。なお、ここにご紹介しているのは代表的な機種であり、他にも各種装置を取り揃えてあります。
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